『宇宙よりも遠い場所』2話を分析

①広島のカフェ

しらせが南極への行き方を説明する

高校生は絶対無理、だけど今年は民間人を募集する

 

<南極へ行くというベクトルに沿っている>

 

②教室

飛行機代を稼ぐためにバイトを探しているしらせ

JKさんぽ……(フリA)

観測隊は資金調達に苦慮している、とめぐちゃんが調べる(フリB)

きまりが教師にあてられる、南極の記事を音読してまう(フリC)

 

<ギャグシーンがたくさんあって素晴らしい> 

 

③図書室

漢字の書き取りをやらされるきまり(オチC)

めぐっちゃん現実的、南極行の不安をあおる(フリB)

 

<※フリは近い展開へつながるもの、伏線は遠い先の展開へつながるものとして使い分けている> 

 

④公園・夕方

きまり、先生に怒られてて遅れる

しらせもJKさんぽを……(オチA)

めぐっちゃんからLINEが届く、観測隊の資金調達についてのニュース記事、しらせ「なにそれ、疑うの?」(オチB)

不安がるきまり、しらせが怒って去っていく(フリE)

きまり「嫌じゃない、ただ失敗したくないだけ」

しらせ戻ってくる、ちゃんと作戦があるらしい(フリD)

 

<JKさんぽのくだりはギャグにもなってるし、しらせのポンコツっぷりをよく表してもいる

 

「嫌じゃない、ただ失敗したくないだけ」という台詞はきまりが1話からずっと言っている台詞。大事なことは二回も三回も言う

 

しらせの作戦とは何か、期待が高まる……>

 

⑤コンビニ

コンビニでバイトを始めるきまり

日向と出会う(フリF)

 

⑥神社・夜

日向も仲間になる(オチF)

しらせの物まねをする(オチE))

日向は高校に行ってない、高認を取って模試の判定はA

日向「まだ受験まで2年ぐらいあるし、なんかやりたい」

日向ときまりが盛り上がる

しらせ「作戦を日曜に決行する」(フリD)

 

<④でしらせときまりが言い合いをしていた場面をモノマネする日向

ギャグにもなってるし、日向がきまり達をずっと見ていたことも分かる

 

作戦ってなんでしょうね……> 

 

⑦駅・夜

しらせは自転車で帰ってく、日向ときまりは駅へ

日向「引き返せるうちは旅ではない」

日向はしらせときまりをいいなあ~と思ってたらしい 

 

⑧歌舞伎町・夜

日向「きょろきょろするな、群馬だってばれる」

しらせがナンパされる

 

⑨肉バル前

観測隊員親睦会、待ち伏せ

お色気作戦?(オチD)(フリG)

しらせが見つかる

結月「だれですか?」(伏線)

逃げる

 

<作戦ってこれかよ……> 

 

⑩歌舞伎町

日向足速い

観測隊員の体力凄い

きまり楽しそう

きまり「私の青春、動いてる気がする!」

三人が衝突

 

<1話からずっと静的なシーンが続いてきた。ここで初めて動的で派手なシーンが差し込まれる

物語を盛り上げるのは事件、危機、敵。⑩からは観測隊員が一応の敵になる

 

1話①で示された青春の「危機」をもうすっかり克服している>

 

⑪カフェ

観測隊員につかまる

しらせを連れて行くことはできない

しらせ、100万円をテーブルに置く

しらせ「絶対に行く。だって、お母さんが待ってる」

100万円返される

資金調達には苦労しているが、しらせの手は借りない

 

<敵との戦い?に決着がつく

 

100万円が再登場。一度出たアイテムを有効活用している

 しらせの母親の話は1話でも出ていた

 

⑫回想

吹雪の中

「たかこ」とは?

 

⑬カフェ

あれから3年?

資金については色々考えてる、白石さん(結月の母)が登場(伏線)

⑭電車

しらせ「あと一息だったもう少しでお金受け取りそうだった……」

日向、しらせのリーダー解任を要求(オチG)

結月が電車に乗ってる(伏線)

 

<ろくな作戦を考えないしらせがリーダー解任されるというラスト

上手い感じに終わっている